AWS IAM Identity Center
[17/30] #30DaysOfAWS 今日は、AWS IAM Identity Centerです。
AWS IAM Identity Center(AWS Single Sign-Onの後継)は、クラウドベースのアイデンティティとアクセス管理(IAM)サービスで、AWSリソースへのアクセスを中央集権的に管理・制御するのに役立ちます。
IAM Identity Centerが提供する利点
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AWSアカウントとアプリケーションへのシングルサインオン(SSO) - IAM Identity Centerを使うと、従業員は一組の認証情報で全てのAWSアカウントとアプリケーションにサインインできます。これにより、パスワード疲労のリスクが軽減され、生産性が向上します。
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一元化されたユーザー管理 - IAM Identity Centerでは、ユーザーやグループを一元的に作成、管理、削除できます。これにより、ユーザーとその権限を追跡しやすくなります。
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役割ベースのアクセス制御(RBAC) - IAM Identity CenterはRBACをサポートしており、特定のAWSリソースに対するユーザーの権限を付与できます。これにより、AWS環境を保護し、不正アクセスを防ぐことができます。
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細かいアクセス制御 - IAM Identity Centerを使用して、AWSリソースに対する細かいアクセス制御ポリシーを定義できます。これにより、ユーザーが必要なリソースにのみアクセスできるようにすることができます。
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監査とレポート - IAM Identity Centerはユーザーの活動を追跡し、潜在的なセキュリティリスクを特定するのに役立つ監査及びレポート機能を提供します。
IAM Identity Centerは、どんな規模の組織でも使うことができます。これは、スケーラブルでコスト効率の良いソリューションであり、AWS環境のセキュリティと効率性を向上させるのに役立ちます。
IAM Identity Centerの使用方法の例
- AWSアカウントとアプリケーションにSSOを提供するため
- ユーザー管理を一元化するため
- RBACを実装するため
- 細かいアクセス制御ポリシーを定義するため
- ユーザーの活動を追跡し、潜在的なセキュリティリスクを特定するため
AWSでユーザーアクセスを安全かつ効率的に管理したい場合、IAM Identity Centerは検討すべき良い選択肢です。
AWS IAM Identity Center ステップバイステップのワークショップ URL。
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こちらの記事はdev.toの良い記事を日本人向けに翻訳しています。
https://dev.to/aws-builders/aws-iam-identity-center-4n68